Lessons

Learning from each other! Violin-Enemble-Early Childhood Music
 
現在通常のヴァイオリンレッスンは行っておりませんが、岡山市及び徳島市を拠点に、研究をベースにしたヴァイオリンワークショップや乳幼児音楽教育(リトミックを含む)を実施しております。
 

 

〜ヴァイオリンの魅力〜

  バイオリンは柔軟で、表現の幅が広い楽器です。あるときは人の声の様に優しく語りかけ、時には嵐の様に激しく、そして春の小川のせせらぎの様に穏やかに、多彩な音を奏でます。

 バイオリンの魅力の一つとして、歌える曲は何でも弾けることがあげられます。バイオリンを弾くことで、日本の曲はもちろん、世界の曲、ジャズ、ポップスから民族音楽に至るまで、多様な文化と対話することができます。

 そしてもう一つ、他の楽器や歌など、あらゆる形態のアンサンブルに参加できるという、関わり合いの多様性という特徴を持っています。

 幼児教育学者のジョンホルトは、子どもがバイオリンと初めて接したときの様子を以下の様に記しています。

「まず子ども達は、弓を弦に乗せて動かし、音が出る快感を謳歌する。誰に言われるでも無く、ほとんどの子どもがたいていそうする。音を出す動きは、だんだんと活力を持って、弓をいろいろな方向に動かしたりリズムを変えたりして、発展する。次に一つの弦、あるいは他の弦を同時に弾いたり、強くしたり弱くしたり、こうして子ども達の実験が始まるのである。」

このように、弓を弦に乗せて音を出す原理はシンプルですが、例えば弓を置く場所一つとっても、決して一つのルールとして定められるものではなく、弾き手自らが絶えず柔軟に調整して、音を創っていくのです。

 私の師匠、ニューヨークフィルの名コンサートマスターを永年勤められたグレンディクティロウ氏は、ハイフェッツ仕込みの洗練された音楽性と技巧を有すると同時に、当時のハリウッドの映画音楽のオーケストラにあるような、自然で柔らかい音を目指していらっしゃいました。これは私が3年間のオーケストラ在団中にご指導いただいた、指揮者のマイケティルソントーマス氏がよくおしゃっていた、「音のエッジ(角)をとりなさい」という、アンサンブルの極意にも通ずるものがあります。ふくよかな音は、他の歌声や楽器の音色となじむと同時に、聴き手を自ずと包み込みます。

 バイオリンを通じて音楽の関わり合い(世界)を拡げてみませんか?